ネットワークの実験用に自作PCを組み立てました
概要
自宅でネットワークの実験をする環境が欲しかったので、自作PCを組み立てました。
欲しかった環境
- VMが簡単に大量に作成できる
- ネットワークの実験ができる ということで、メモリを多めに積んだPCを1台組み立てました。 Hypervisorとして、これまで慣れ親しんでいるVMware ESXiを採用します。
選んだパーツ
パーツの種類 | メーカー | 製品名 |
---|---|---|
CPU | AMD | Ryzen7 2700X |
CPUクーラー | Noctua | NH-D15 SE-AM4 |
グリス | Thermal Grizzly | Kryonaut 1g TG-K-001-RS |
マザーボード | Asrock | X470 Master Sli |
メモリ | Corsair | Dominator Platinum 32GB (16GB x 2) DDR4 3200MHz C16 x 2 |
SSD | Samsung | 860EVO 1TB |
ビデオカード | ASUS | ROG-STRIX-RX580-O8G-GAMING |
電源 | Seasonic | FOCUS SSR-750FM |
PCケース | Fractal Design | Define R6 Blackout |
選定理由/所感等
CPU
CPUクーラー
- 本格水冷は高価のため検討せず
- 簡易水冷は、内部のクーラント液の補充ができず、ポンプがある分故障率が空冷より高いため除外
- 工作精度や静音性に定評のあるNoctuaのハイエンドCPUクーラーを選定
グリス
- 定番なのでこれを選定
マザーボード
- CPUとセットでセール価格だったため購入
- 安価な分、リアI/Oパネルの作りが安っぽい点が残念
- X470 Taichiはマット素材で加工がしっかりしていそう
メモリ
- 64GB積みたかったので、16GBモジュールを選択
- サポート一覧表を見て選定
- メモリのヒートシンクが高く、大型のCPUクーラーと干渉する懸念があったが、見た目とコストでこれに決めた
- ファンクリップでファンの位置を調整すれば問題ないと判断して購入
- ファンクリップを上にずらしたところ、ケースにぎりぎり収まらなくなってしまったため、
1つのファンは後方に設置
- 動作保証を考える4枚組のほうがよいが、高価だったため2枚組を2つ購入
- Corsairの場合、型番が同じでもメモリのバージョンによってチップが違っており、おみくじとも言われている
- ver.4.31であり、Thaiphoon Burnerで確認したところ、4枚ともSamsung B-dieだった
- Memtest86+で一通りのテストをパスした
SSD
- 最近価格が下降傾向にあり、セールだったため選択
- M.2 NVMeはまだまだ高価であるため今回は除外
- 候補としてはCrusial MX500もあった
- 860EVOのほうが書き込み上限が高く耐久性がある
- MX500は発熱するとの報告も見かけた
- とりあえず1台あれば動くので1つだけ
ビデオカード
電源
- 特価品を見つけて購入
- 定評のあるSeasonic
- フルモジュラータイプのものに比べると扱いづらい
- ケーブルを接続する場所が端の方だけ
- 見た目的にはCorsairのフルモジュラータイプ + 純正スリーブケーブルも気になる
- マザーボードの補助電源用のケーブルがなかった
PCケース
- 静音性に定評のあるDefine R6が特価だったため購入
- とても裏配線しやすい
- ファンを接続するハブが裏側が便利。ファンの交換や制御がしやすそう
- SSD/HDDのトレイがツールレスでなくネジ止めなのは少し面倒
- USB Type-Cコネクタを付けようとした
最後に
ひとまず自宅にVMを気軽に作成できる環境を作りました。
今後はネットワークの実験をした結果をブログで公開できれば良いなと思います。
いくつか課題がありましたので、Ryzen2が出た組み替えるかもしれません。